EURO2020 ベスト8 (7月4日)
本日を以てベスト8が出揃いました。死の淵から息を吹き替えしたデンマークが、またしても勝ち進んで来ています。
ウクライナ 0 - 4 イングランド
開始4分でスターリングのスルーを受けたケインがネットを揺らしてイングランドが先制。前半はこの1点だけでしたが後半に入って46分、50分、63分と立て続けに追加点が入り、勝負ありとなりました。
ボール支配率だけ見ればイングランドが52%を占めたに過ぎず、圧倒的な試合内容には見えませんでした。点差が開いた要因として、後半の3点はいづれもクロスをヘッドで合わせたもので(2点目はフリーキック、3点目はコーナーキック、4点目はサイドドリブル突破からのクロス)どれもDF陣の寄せが甘かったように思います。
今回サカは出場できませんでしたが、ケガしたんでしょうか?Bホワイトもベンチ入りすらしてません。
チェコ 1 - 2 デンマーク
こちらの試合も開始早々スコアが動きます。コーナーキックにT.デラネイがヘッドで合わせてデンマークが先制。幸先よくスタートしたデンマークですが、一瞬ヒヤッとする場面が。悠々とパス回しする感じでGKシュマイケルが出した浮き球のパスが中途半端な高さになってペナルティーエリアに近い位置にいたチェコの選手に渡ってしまい、中央を破られそうになります。これが決まっていたらその後どうなったかわかりませんが、デンマークDF陣が慌てることなくブロックを形成してシュートコースを塞ぎ、最終的にはGKシュマイケルが相手シュートを弾き出すことで難を逃れます。
そして前半40分過ぎ、左サイドを駆け上がったJ.メーレが右足アウトサイドで芸術的なクロスを中央へ。GKもDFも触れない絶妙な軌道でとんだボールに走り込んだK.ドルベリが足で合わせてデンマークが追加点。
巻き返すべく後半49分にチェコが1点返しますが、そこからデンマークは崩れることはありませんでした。エリクセンに捧げるストーリーはまだ続きが見られそうです。
次の試合、デンマークを応援する人は多いとお思いますが、果たして、イングランドを破って決勝進出はあるのでしょうか?何大会か前のギリシャみたいなことはあるのか?