試合結果 vs Crystal Palace

プレミアリーグ開幕のオープニングゲーム。プレシーズンのデキからいって待ち遠しかったこの1戦。

アウェイでクリスタル・パレスといえば、あんまり良い記憶が無いというか、明らかに苦手。

奇跡的に朝起きできたので後半だけはライブで見れましたが、後半に関しては終始押し込まれる展開。まあ、1点先行していたというのもあるかも知れませんが、いつ点取られてもおかしくない雰囲気でした。

しかしながら、結果的には追加点もとっての0-2で逃げ切り成功!アウェイのパレス相手なら上出来でしょう。

スタメン

01 Aaron Ramsdale
04 Ben White
12 William Saliba
06 Gabriel
35 O.Zinchenko →03 K.Tierney(83)
05 Thomas Partey
34 Granit Xhaka
08 M.Odegaard →23 Lokonga(93)
07 Bukayo Saka
09 Gabriel Jesus →14 Eddie Nketiah(83)
11 Gabriel Martinelli

得点

20' Gabriel Martinelli
85' O.G. (Guéhi)

以下Kaya Kaynak氏のレーティングとともに各選手のプレイレビューです。

Aaron Ramsdale:8 

ロングフィードはズレたりする場面が散見されたが、押し込まれた展開の中でクリーンシート達成するにあたって、彼の好プレイは欠かせなかった。1対1になってしまった場面でも、持ち前の反射神経で見事にブロック。

確かに後半はロングフィードはことごとく相手に回収されてしまっていた印象。だからかと言って低い位置からの組み立ても中盤〜前線辺りで潰されてたので、攻撃面で評価点取るのは難しい状況だったと思います。

Ben White:5 

Wilfried Zahaに手を焼いた。推進力での貢献も見られたが、Wilfried Zahaで手一杯だった。 

冨安が依然として欠場する中で右SBとして出場。やはりセドリックよりは安心して見られるかな。


William Saliba:8

素晴らしいプレミアデビュー戦になった。 トリッキーなパレスの攻撃を見事に凌いでみせた。ポジショニングが素晴らしく、危険な場面はほとんどなかった。

ある意味今季の最大の補強。一気に最終ラインの選手層が分厚くなりました。パレス相手にコレだけやれるとは。あとは継続できるかどうか?でしょうか。

Gabriel:7

昨シーズンのアウェイのクリスタルパレス戦のときに比べて格段に安心して見ていられる、そんなパフォーマンスだった。空中戦での駆け引きやボール運びにおいて随所に良いプレーを見せた。


Oleksandr Zinchenko:7

Arsenal公式デビュー戦でいきなりアシストを記録し、前半の早い段階で試合を決定づけた。相手ウィンガーへの対処は簡単ではなかったが、なんとか抑え込んだ。

ローンに出されたタバレスより断然安心感がありましたが(しかし彼からは誰よりも一番ロマンを感じる)、後から出てきたティアニーのほうがもっと安心感が…。やっぱティアニーって良いんですね。年間フル稼働できたらなぁ。


Thomas Partey:7

いつもの彼に比べると物足りないと思うシーンもあったが特に守備においてはソリッドだった。

前半は見てませんが、後半だけで言うと確かに前に出るという面では存在感が出せなかったかな?


Granit Xhaka: 7

いきなり今季一枚目のイエローカードをもらってしまった。が、それ以外は大きな落ち度は無く、いくつか素晴らしいパスも披露。ファイナルサードでもっとやれるはず。

初戦でカードをもらってしまうのも彼らしいか。プレシーズンでもキレがあるように見えたので、好調を維持してもらいたいところ。


Martin Odegaard:6

キャプテンとして初の公式戦では、いくつか良いプレーはあったが、どちらかというと彼らしいプレーがあまりできなかった。後半にシュートに行けば良いところをマルティネリにパスしてしまったシーンなどはこの日の彼のプレーを象徴したシーン。

私が見ていた時間帯ではたしかにコレと言って良いプレーは見られず、というか、かなり潰されてしまっていた印象。

Bukayo Saka:7

特に前半はクリスタルパレスにとって大きな脅威となったが、Arsenalの前線が下がるのに引きずられて彼の影響力も下がってしまった。しかしWhiteの対Zaha対処を支援するために走り回り、終盤にはGuehiのオウンゴールを誘発するなど、チームの勝利に貢献した。

とは言っても後半は唯一攻撃の起点になれてたような気がするが…。

Gabriel Jesus: 7

出だしは非常に良く、持ち前のドリブルでパレスのディフェンスラインを混乱させた。後半はあまり脅威になれなかったが、総じて良かった。

後半は存在感なかった、確かに。しかしプレシーズンの出来栄えからして、今後に期待!

Gabriel Martinelli:7

初戦でいきなりゴールを決めるところは天性の嗅覚といったところか?流れるようなプレーはクリスタルパレスに脅威を与えた。後半は存在感を示せなかったが、これはチーム全体的に後半はペースダウンしてしまったこともあるので、彼だけの責任とは言えない。


サブメンバー

Eddie Nketiah: n/a.

Came on too late to influence the game.

もっと早めに投入してあげてほしいです。

Kieran Tierney: n/a.

Came on too late to influence the game.

彼を守備固めで使えるとは、なんと贅沢な陣容になったことか。感慨深い。


Albert Sambi Lokonga:n/a

Came on too late to influence the game.

彼ももっとプレーさせてあげたいな。

鬼門で0-2の勝利!

いやぁ、ライブで見れて良かった。気持ちいい朝を迎えられてハッピーです。次はレスター。ティーレマンス元気かな?

Arsenalの収支構造

まさか、経営破綻しないよね?

昨年は大型補強を敢行。おかげで、一時的ではありましたがCL出場も期待できるくらいの陣容になりました。

しかしながら、コロナ影響もあって「クラブ収支が大赤字に」という記事を何回か目にしました。

コロナ影響もありますが、近年は獲得選手は高額、放出はフリーに近い...という移籍市場での駆引きの下手さが絶対に財政を圧迫してるハズ。

なのに今年も割とまとまった支出で積極補強する勢い(勢いだけで、結果的に支出しないかもですが)。本当にこのクラブ、破産しないだろうか?と心配になりませんか?


そういえば、何ヶ月か前に、クラブ収支は大赤字だった、的な記事見たな…。


で、気になって調べてみました。

参考とした記事

以下3つの記事をもとに考察してました。
1. Club financial results for 2020/21
2. Arsenal supportor's trust
3. Annual Review of Football Finance 2021

まずはArsenal公式サイト。2022年2月28日に年間収支報告記事がありました。しかし、コレだけだとイマイチ意味が分からん。

なので、もう一つ参考にしたのが2番目の記事。公式発表を噛み砕いた内容が掲載されていたため、大いに参考にさせてもらいました。当該サイトの運営元はArsenal Supportor's Trust(AST)です。
ちょっと脱線しますがASTサイトのaboutを除いてみるとこんなことが書いてあります。

The history of the AST
The Arsenal Supporters' Trust was founded in 2003.Our initial objectives were to:
-Facilitate wider supporter involvement in Arsenal
-Promote the interests of supporters who own shares in the club
-Facilitate and promote wider supporter ownership of Arsenal

ファンが運営する非営利団体だろうなとは思ったんですが、色々検索するとfootballistaに面白い記事を見つけました。

www.footballista.jp

要するにクラブに投資するファン所有のトラスト(信託)組織。
ということは内容に信頼の置けそうですね。


最後はデロイトの調査結果。こちらは他のクラブも含めて大まかなリーグの終始構造を考察していて、面白かったので参考としました。
先に断っておきますが、わたくし、英語は苦手でございまして、誤訳・誤認を含む可能性が大いにあります。もしお気づきになられましたら、是非ご指摘頂ますようお願いいたします。
あと、円⇔ポンドの換算レートは160円/£を使いました。本記事執筆中の今現在はウクライナ情勢等の影響で随分円安進行してまして、お読み頂く際とはちょっとレート感覚がズレるかも知れませんが、ご容赦ください。

ナゼ2シーズン前決算が今?

今回考察するのは2021年2月期の決算発表...っておかしいでしょ?!普通このタイミングで発表されるのって2022年2月期でしょう?
しかし2022年2月28日の公式サイトにUPされた決算発表にはfor the year ended May 31, 2021.としっかり書かれている。
随分古新聞な気がするが、この業界ではコレが通例なのだろうか?

とにかく、決算内容を読み解くためには2020-21シーズンを振り返らなければならない。

年間収入

項目 2019/20 2020/21
matchday revenue £75.0m £3.8m
broadcasting revenues £118.9m £184.4m
commercial revenue £142.3m £136.4m
property development £1.1m £0.6m
Player trading £3.5m £3.1m
share of JV ▲£0.4m ▲£0.5m
Total revenue £344.5m £328.2m

企業で言うところの所謂「売上」は£328.2m(≒525億円)。前年からは約5%減収。

ここ、厳密に言うとGP(Gross profit : 売上総利益)相当かも知れません。会計上の厳密さは、私には判断が難しく、そのあたりの誤りはご容赦ください。

マッチデイ=試合のチケット収入だと思いますが、凄まじい減り方。コロナ禍で無観客試合だった影響が色濃いですな。

Despite playing 31 home matches only two of these games were played with any fans present.

31試合あったホームゲームのうち観客動員できたのは僅かに2試合。

しかしそれを相殺できるくらいの放映料収入が激増し、トータル減収が5%だけに留まって。これについては次のように説明されている。

reflecting distributions relating to the completion of the 2019/20 season and the club’s progress to the semi-finals of the Europa League

ELごときに、と思ってましたが、ELも馬鹿にならないですね。その前の年はベスト32に対してこの年は準決勝敗退。上位進出できたことが放映料増の理由とのこと。ってことは、出場すらできなかった2021-22シーズンは放映料が激減するんじゃ…?
最後のCommercial revenueはグッズ販売とかスポンサー契約料とかの収入のようで、こちらは昨年から微減。これもコロナ影響なんでしょうね。
あと細々とした不動産収入と、選手の売買益。

年間費用

項目 2019/20 2020/21
staff costs ▲£234.5m ▲£244.4m
other operating charges ▲£79.1m ▲£47.6m
amortisation of squad ▲£113.3m ▲£117.4m
other(Depreciation) ▲£16.6m ▲£16.7m
Total costs ▲£443.5m ▲£426.1m

staff costsは人件費で、約391億円。スタッフ給与と言いつつ、主にファーストチームメンバーの給与が大半を占めるようです。個々の部分はいづれ時間があるときに考察したいですね。高給取りがどれくらい収支インパクトを与えているのか興味があります。前シーズンに比べて微増で、コロナ禍のため昇給を保留にしてもらったりして微増で済ませたと決算では述べられているみたいです。


other operating chargesはその他諸々の営業活動に関わる費用かと思いますが、あまり増減理由については触れられていないような、読み取れなかっただけなのか。。。とにかく前年からは約56億円(£35.1m)のコストダウンになっている。

amortisation of squad。約188億円(£117.4m)が計上されてます。昨年からは微増。これが選手獲得に費やされた費用だと思いますが、分析が難しいところですね。なにせamortisationを訳すと(あってる?)

無形資産の償却可能価額を規則的にその耐用年数にわたって配分することをいう。
らしい。

ってことは、キャッシュフローと別の動きになってしまう。例えばこの年のトーマス・パーティー獲得のため€50mの費用が必要だったらしいが、amortisationの項目には何年かに分割されて反映されるので、£117.4mのうちの€50mがトーマスだとは言えない。キャッシュフロー計算書で確認できるとしても、選手獲得費用支払いが分割払いになってたりするので…分析に時間がかかりそうなので、後日考察しよう。

other(Depreciation)減価償却。詳細不明ながら約27億円(£16.7m)はほぼ昨年と同額。


営業利益▲157億円(£97.9m)

以上のプラマイを簡単にまとめると。

項目 2019/20 2020/21
Total revenue £344.5m £328.2m
Total costs ▲£443.5m ▲£426.1m
Total(Operating profit) ▲£99.0m ▲£97.9m

あれ?昨年と変わらん??

選手売却は営業外収益

ここに営業外の項目を加算していきます。

項目 2019/20 2020/21
Total(Operating profit) ▲£99.0m ▲£97.9m
Share of JV operating ▲£1.5m ▲£1.3m
Profit on disposal of player registrations £60.0m £11.8m
Net finance charges ▲£13.6m ▲£39.8m
Loss before taxation ▲£54.0m ▲£127.2m

..ということでクラブ史上最大の赤字になりました、という流れです。ローンも含めた選手獲得・売却の収支インパクトは複雑ですね。選手獲得はP/L上では償却という形で営業利益側でカウントされ、売却は営業外収支側にカウントされてます。企業の設備投資・売却の際もP/L上はこんな感じなんかな?なにしろ、わかりにくい。

選手の取引に関する収支項目だけ抜き出すと(営業活動内外関わらず)以下のようになります。

項目 2019/20 2020/21
Player trading £3.5m £3.1m
share of JV ▲£0.4m ▲£0.5m
amortisation of squad ▲£113.3m ▲£117.4m
Share of JV operating ▲£1.5m ▲£1.3m
Profit on disposal of player registrations £60.0m £11.8m

当時の選手獲得収支インパクトは?

transfarmarket.comで当時獲得した選手達の金額影響を振り返ってみました。単位がユーロだからな〜。

2020/21年シーズン

主な獲得選手 金額
Thomas Partey ▲€50.0m
Gabriel ▲€38.0m
Pablo Marí ▲€6.0m
Rúnar Alex Rúnarsson ▲€2.0m
Martin Ødegaard (loan fee) ▲€2.0m

ウーデゴーはローンで€2.0m、その他完全移籍での選手獲得に約€96m(1€を0.85£とすると、≒£82m)の費用を使っている。前述費用支出でamortisation of squadは£117.4mだったので、やはり合致しない。€96mは向こう何年かに分割してかかることになります。

主な売却選手 金額
Emiliano Martínez €17.4m
Mattéo Guendouzi (loan fee) €1.0m
Konstantinos Mavropanos(loan fee) €0.8m


ジョーウィーロック

Arsenal往く人、来る人、残る人2022(随時)

2022年夏シーズンでArsenalが獲得した選手、放出した選手、めでたく契約更新し残留した選手達をメモっています。

新加入

name pos. age new contract left
Marquinhos FW 19 BRA €3m São Paulo
Fabio Vieira MF 22 POR €35m Porto
Matt Turner GK 27 USA €6m New England Revolution
Gabriel Jesus FW 25 BRA €52.2m ManCity
Oleksandr Zinchenko MF DF 25 UKR €35.0m ManCity

オレクサンドル ジンチェンコ

7月22日 公式発表
ジェズスに続きマンチェスター・シティから獲得。ユーティリティ性の高い選手を獲得したいという中、かなり前から獲得候補には上がっていたようだが、それより優先順位が高いリサンドロ・マルチネス(Ajax 24)やラフィーニャ(Leeds 29)の獲得レースをするため、長い間特に動かなかった。しかし、前述の獲得レースから撤退と同時にオファー。そこからの動きは早く、公式発表前にシティの監督であるグアルディオラがジンチェンコの移籍を認める発言をしたり、Arsenalのプレシーズンマッチで目撃されたりと、発表されてないが公然の事実になってました。
昨シーズンの泣き所だった、怪我の離脱で手薄になりやすいポジションをカバーできる且つ、プレミア経験豊富でなので、堅実な補強になるのでは?と期待。



ガブリエル ジェズス

7月04日 公式発表
この瞬間を待ってました。真打ち登場。恐らく今季目玉の補強だと予想します。



マット ターナー

6月27日 公式発表 移籍市場OPEN前から決まってた話なので、まだ発表されてなかったんだ、という感想。彼の獲得で、レノの退団が決定的になりました。



ファビオ ビエラ

6月22日 公式発表
獲得第二号はポルトガルFCポルトから。
おそらく主要メディアはArsenalがビエラ獲得についてノーマークだったようで、突如降って湧いたように騒がれ始めたました。
しかも、騒がれ始めた時点で既にクラブと選手間それぞれで大筋合意済で、メディカルチェックも予約されたらしいという、もはや公式発表を待つだけ状態。電光石火とはこのことかと思いました。

しかしどちらかというと、選手層が薄いポジションの補強というより、すでに層が厚い所の補強感があって、決めてほしいのはそこじゃないんだけどな…というのが個人的な感想です。

マルキーニョス

6月10日 公式発表
獲得第一号はブラジルのサンパウロからの若武者になりました。年齢的にも即戦力というわけでは無いと思われます。将来への投資でしょう。金額も超割安。
心配なのはアーセナルより前にウルブズと先に約束があったらしく、ウルブズが法的措置を検討しているという情報があること。



出戻りや契約更新で残留

name pos. born new contract
Mohamed Elneny MF 1992/07 2022-23
Eddie Nketiah FW 2022-27 £31m

エルネーニ

5月23日 公式サイン
賛否ある選手ですが、1年契約を延長した模様。昨シーズンはベンチにを温める時間が長い中も腐らず、特に後半は怪我人のため手薄になった中盤を埋める活躍。いてくれてよかったと、思わせてくれる人ではないでしょうか?
契約更新時のインタビューからも滲み出てくるクラブ愛。残ってくれて嬉しい!

エンケティア

7月18日 公式サイン
ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルとエンケティアが新たな5年契約で合意とのこと。契約は2027年6月まで。今夏で契約切れとなるためクリスタル・パレスウェストハム、そしてブンデスリーガの2クラブがオファーがあったものの、エンケティアは残留を選択。なお、契約金はボーナス含めて£31mだそうです。

昨シーズン途中まではクラブ的にも放出が既定路線感があり、本人も残留の意思なしの様子でした。しかし、そこからガラッと雰囲気が変わります。オーバメヤンをフリー放出してからは出場機会を増やし、実力を示します。それを見て慰留すべき機運が高まり、契約切れ後再契約という形になりました。

新背番号はオーバメヤン退団後、空いていた14番。ティエリー・アンリの背番号でもある。サカが7番、スミスロウが10番と、生え抜き達にナンバーを託すこの心意気がこのクラブの魅力だと思います。

ローン

name pos. born club
Harry Clarke DF 24 ENG StokeCity
Omar Rekik DF 20 TUN Rotterdam
Tyreece John-Jules FW 21 ENG Ipswich
Mika Biereth FW 19 ENG RKC Waalwijk
Nikolaj Moller FW 19 SWE FC Den Bosch
Auston Trusty 23 Birmingham
Alex Kirk 19 Ayr United
Marcelo Flores Real Oviedo



退団

name pos. fee next club
Alexandre Lacazette FW €0.0m Lyon
Mattéo Guendouzi MF €10.0m Marseille
Mavropanos DF £4.5m Vfb
Jordi Osei-Tutu SB €0.0m VfL Bochum
Daniel Ballard CB Sunderland
Zak Swanson DF Portsmouth
Omari Hutchinson FW Chelsea
Bernd Leno GK £8.0m Fulham

Arsenalが獲得できなかった人達 2022 (随時)

ここでは、Arsenalに来てくれるのではないか?と噂に上がったり、実際Arsenalが獲得に動いたにも関わらず、結果的に来てくれなかった選手たちが、どこへ行ってしまったのか?をメモっています。

来てくれなかった選手達

name pos. age. natl. price contact trancefer
Hlozek FW 19 CZE €13m 5year S. Prague →Leverkusen
Hugo Ekitike FW 19 FRA €30m Reims →Newcastel
Darwin Nunez FW 22 URY €75m Benfica →Liverpool
Yves Bissouma MF 25 MLI £50m Brighton →Tottenham
Paulo Dybala FW 3year AS Roma
Raphinha FW 25 BRA €65m 5year Leeds →Barcelona

Hlozek (CZE 19才)

6月2日 Leverkusenが公式発表
チェコの次世代を担う逸材だったらしい。興味があるレベルの記事しか出てなかったので、本気では動いていなかったのでしょう。レバークーゼンと5年契約で合意とのこと。

Hugo Ekitike

新富豪クラブとなったニューカッスルへ。

と書こうと思ったのですが、よく見るとまだこの記事を書いてる段階ではクラブ間合意に至っていないらしいので、決まってから書こうと思います。

Darwin Nunez (URY 22才)

6月14日 Liverpoolが公式発表
クラブが獲得に動いた、というよりは、ファンやアナリストが「彼を獲得したらどうか?」ということで噂が先行するも、クラブとしては本気で獲得に乗出してはいなかったのでしょう。FWは、あくまでジェズスの一本釣り狙いの姿勢か?

今シーズン最注目銘柄の1人は、リバプールが€75mという大金を積んでの獲得。

Next カバーニなんて動画が上がっているので見ました。確かに(カバーニをあまり知らないので、間違ってたら教えて下さい)。

190cm近い長身で、強引にシュートに持ち込むタイプっぽい。とりあえずボール預けとけば、無理やりシュートまで持ち込んでくれる選手。昨シーズンのポルトガルリーグでは28試合26ゴールという脅威の記録。

ゴール前までのキャリーはできるのにシュートがなぁ、とフラストレーションが溜まるシーンを何度も見た昨シーズンのArsenalにはうってつけだと個人的には思いましたが、予算的にもチーム編成方針的にもターゲットではなかったか?

Yves Bissouma(MLI 25)

6月17日 Tottenhamが公式発表
移籍市場に入る前から、Arsenalに来る可能性大とかなり騒がれましたが、フタを開けてビックリ!トットナムが公式に獲得を発表しちゃった。£25mで4年契約。

プレミアで既に実績がある選手で手薄なポジションを補強できるので、ええやん!と騒がれていたが、結果ライバルチームへ。このタイミング、トットナムは既に実力者獲得3人目であったのに対して、Arsenalは即戦力ではない若手1人のみという状況だったので、ファンからは「やる気あんのか!?」という雰囲気に一瞬なりました。その後、急転直下で、全くノーマークだったの選手の獲得に動いていたことが判明し、みんな驚くわけです。

前述したように、実現したらホント良い補強になるんじゃないかと思いました。懸念点は、過去に性的暴行容疑をかけられたことがあるので、素行はどうなの?ってとこ。

Paulo Dybala

イタリアクラブからの獲得は無理やな。



Raphinha



Arsenal移籍動向2022 (随時)

Arsenal Trancefer

今年もこの時期がやってまいりました、ある意味1番楽しい。あらゆる妄想が楽しめるひとときであります。

ということで、信憑性の高低無視して少しでも獲得疑惑のあった選手達の去就を追ってみました。


昨シーズンからの改善ポイントは?

あくまで素人の私見ですが、昨シーズンを見ていた人なら、誰しもが思ったであろう内容かと。

  1. FW:2枚ほしい
    誰の目にも明らか。オーバメヤン退団後の補充なしで、ラカゼット退団は既定路線。ローンでも何でもいいからとにかく人数がほしい。
    更に向上を求めるなら、昨シーズンは前線までボールは運べるが、ゴール前での迫力というか、脅威が感じられませんでした。なので、とにかく押し込んでくれる選手がほしい。
    あと、サイドからポンポンクロスが放り込まれるが、「全然触れる気がしない」というシーンも昨シーズン多かった。実力者+長身=2名加入して欲しいなぁ〜。

  2. MF:怪我がちなパーティー
    パーティーが元気なときはいいんですけど、離脱期間が長い。調子が悪いときもあります。もしかするとサンビ・ロコンガが成長して...という未来があるのかもしれませんが。シーズン終盤、M. エルネーニという1つの解が出ましたので、誰か実力者とれるなら1名欲しいなぁ〜。

  3. DF:怪我がちな両サイドバック
    右の冨安、左のティアニー。彼らもシーズン後半はほとんど稼働できなかった。まず右の代役はC. ソアレスですが、彼はなんというか、悪くはないと思います。よく頑張ってくれます。が、できればもっといいヤツいないかなぁ。
    問題は左。代役はN.タバレス。出ると不安しかない。彼は今後の成長には期待したいですが、現状穴にしか見えず、ここは1人獲得すべきかと。

  4. CB:補強は不要?
    条件はサリバが復帰すること。

獲得の噂

実際にオファーを準備してるレベルから、「来たらいいなー」という記事が出ただけレベルまでピンキリですが、少しでも噂になった選手をリストアップしました。全然知らん選手が大半で、ところどころ空白だったり、情報が間違ってたりするかも。話半分くらいとご理解ください。

name pos. age. nation price club
Jesus FW 25 BRA £51m ManCity
Sterling FW 27 ENG ManCity
Abraham FW 24 ENG AS Roma
Osimhen FW 23 NGA £85m Napori
Richarlison FW 25 BRA Everton
Depay FW 28 NDL £17m Barcelona
Alvaro Morata FW 29 ESP £26m Chelsea
Gnabry FW 26 GER £33m Bayer
Raphinha FW 29 BRA £64m Leeds
Cody Gakpo FW 23 NDL €30m PSV
Gianluca Scamacca FW 23 ITA £34m Sassuolo
Giovanni Simeone FW ARG £12m Cagliari
Marquinhos FW 19 BRA €3m São Paulo
Leandro Trossard FW 26 BEL Brighton
Tielemans MF 25 BEL £30m Leicester
Ruben Neves MF 25 PRT £60m Wolvs
Aouar MF 23 FRE £13m Lyon
Lucas Paquetá MF 24 BRA £50m Lyon
Frenkie De Jong MF 25 NDL £68m Barcelona
Cheick Doucoure MF 22 MLI £9m Lens
Fabian Ruiz MF 26 SPN £25m Napori
Zinchenko MF 25 UKR ManCity
Yves Bissouma MF 25 MLI £50m Brighton
Arthur Melo MF 25 BRA Juventus
Jarrod Bowen MF 25 ENG West Ham
Milinkovic MF 27 SRB £50m Lazio
Marco Asensio MF 26 SPN Real Madrid
Christopher Nkunku MF 24 FRE £100m RB Leipzig
Fábio Vieira MF PRT
Ward-Prowse MF 27 ENG Southampton
Max Aarons SB 22 ENG £20m Norwich
Aaron Hickey SB 19 SCO Bologna
Federico Dimarco SB 24 ITA £20m Inter
Nahuel Molina CB Udinese
Manuel Akanji CB 26 CHE £21m Dortmund
Lisandro Martinez CB 24 ARG £30m Ajax

獲得不可が確定した選手

name pos. age. natl. price contact trancefer
Hlozek FW 19 CZE €13m 5year S. Prague →Leverkusen
Hugo Ekitike FW FRA 19 €30m Reims →Newcastel
Djed Spence CB ENG 21 £20m Nottingham →Tottenham
Darwin Nunez FW 22 URY €75m Benfica →Liverpool

今年もイタリア選手獲得に向けた動きの噂がありますが、時間と労力の無駄遣いに思えてなりません。イタリア選手がプレミアには来ないっしよ!ましてやアーセナルなんてね。

どうせミランとかユーベ等、イタリア国内でのステップアップ優先でしょ!?

注目のFW補強。噂の数だけで1チーム作れそうですね。これはファンの願望やチーム方針を如実にあらわしているところかと。昨シーズン

契約延長

name pos. born new contract
Mohamed Elneny MF 1992/07 2022-23
Eddie Nketiah FW 2022-27 £31m

エンケティア

ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルとエンケティアが新たな5年契約で合意とのこと。契約は2027年6月まで。今夏で契約切れとなるためクリスタル・パレスウェストハム、そしてブンデスリーガの2クラブがオファーがあったものの、エンケティアは残留を選択。なお、契約金はボーナス含めて£31mだそうです。

出戻り(ローンから復帰)

name pos. born contract trancefar
William Saliba CB 2001/03 2019-24 Marseille

ウィリアム サリバ

武者修行か構想外なのか、2019年加入依頼ずっとローンに出されていた彼が帰ってきた。フランスのテレビ番組出演の際、アーセナルに残留する旨のコメントも出したよう。ローン先ではマルセイユでレギュラーとして活躍し、チームの2位に貢献。リーグ・アンの年間最優秀若手選手賞も受賞。代表にも呼ばれちゃった。まさにスケールアップして帰ってきた。
そのまま放出の路線だと思ってたので、これ地味にものすごい補強に成功した感じます。ただ、値札がついたとかの記事は散発的に見られるので、まだ放出の可能性も残っているように思います。

退団する選手

name pos. fee next
Alexandre Lacazette FW free Lyon
Mattéo Guendouzi MF €10.0m Marseille
Mavropanos DF £4.5m Vfb

退団の噂

Hector Bellerin £15m
Saliba£25m
Lucas Torreira
Pepe

相変わらずの商売下手でラカゼットはフリー退団。

所感

昨年は大枚はたいて大型補強を敢行。結果CLは逃したものの、ELの舞台には立てるまでに。

CLとELとを分けたのは何か?

どうしたらCLに行けたのか?

これが今年の移籍市場における1つのテーマになるかと。

EURO2020 ベスト8 (7月4日)

f:id:MYmemo:20210704155141p:plain

本日を以てベスト8が出揃いました。死の淵から息を吹き替えしたデンマークが、またしても勝ち進んで来ています。

ウクライナ  0 - 4  イングランド

 開始4分でスターリングのスルーを受けたケインがネットを揺らしてイングランドが先制。前半はこの1点だけでしたが後半に入って46分、50分、63分と立て続けに追加点が入り、勝負ありとなりました。

ボール支配率だけ見ればイングランドが52%を占めたに過ぎず、圧倒的な試合内容には見えませんでした。点差が開いた要因として、後半の3点はいづれもクロスをヘッドで合わせたもので(2点目はフリーキック、3点目はコーナーキック、4点目はサイドドリブル突破からのクロス)どれもDF陣の寄せが甘かったように思います。

今回サカは出場できませんでしたが、ケガしたんでしょうか?Bホワイトもベンチ入りすらしてません。

 

 

チェコ  1 - 2  デンマーク

こちらの試合も開始早々スコアが動きます。コーナーキックにT.デラネイがヘッドで合わせてデンマークが先制。幸先よくスタートしたデンマークですが、一瞬ヒヤッとする場面が。悠々とパス回しする感じでGKシュマイケルが出した浮き球のパスが中途半端な高さになってペナルティーエリアに近い位置にいたチェコの選手に渡ってしまい、中央を破られそうになります。これが決まっていたらその後どうなったかわかりませんが、デンマークDF陣が慌てることなくブロックを形成してシュートコースを塞ぎ、最終的にはGKシュマイケルが相手シュートを弾き出すことで難を逃れます。

そして前半40分過ぎ、左サイドを駆け上がったJ.メーレが右足アウトサイドで芸術的なクロスを中央へ。GKもDFも触れない絶妙な軌道でとんだボールに走り込んだK.ドルベリが足で合わせてデンマークが追加点。

巻き返すべく後半49分にチェコが1点返しますが、そこからデンマークは崩れることはありませんでした。エリクセンに捧げるストーリーはまだ続きが見られそうです。

 

次の試合、デンマークを応援する人は多いとお思いますが、果たして、イングランドを破って決勝進出はあるのでしょうか?何大会か前のギリシャみたいなことはあるのか?

Arsenal移籍事情 ただいまの進捗

移籍市場がオープンして1ヶ月経ちますが、やっと補強第一号が決まりそうですね。獲得できないことが確実になった選手も多数出てきてます。EUROで結果がわかるにつれてさみしくなっていくのと同様に、獲得できないと判明してくると寂しくなってきます。

 

Nuno Tavares(ポルトガル/ベンフィカ)

Benficaのleft-backはイングランドに入国をし、メディカルチェック中とのこと。あとは公式を待つのみか?£6.8millionプラス、アドオンで合意とのこと。

 

サンビ・ロコンガ(ベルギー/アンデルレヒト)

本人がアーセナルに行く気マンマンで、他のオファーをことごとく断っているらしい。チーム間で移籍金の妥協点を探っている段階であるが、概ね合意に近い雰囲気。第2号になってくれるか?

 

Isak(スウェーデン/レアル・ソシエダ)

Euro2020ではスウェーデン代表として印象的な活躍をし、評価はうなぎのぼり的な感じでしたが、レアルソシエダとの契約を2026年まで延長してしまいました。因みに獲得の話題に上がったのでスウェーデン代表をチェックして始めてフォルスベリという選手を知りました。メチャクチャいい選手だと思うのですが、獲得してはいかがか?ただ、年齢29なのでチームの方針には合わないか??

 

ベンホワイト(イングランド/ブライトン)

希望の5000万£に近いオファーを提示し、合意間近と見られていたが、ここ数日の間にシティやエバートンも参戦。強奪されそう‥‥。

 

アンドレ・シルヴァ(ポルトガル/フランクフルト)

Euro2020ではベルギー戦で途中出場を果たしたポルトガルガル代表FWですが、ライプツィヒはがフランクフルトからの獲得を発表。2026年までの長期契約を結んでいる。昨シーズンはレヴァンドフスキに次いで得点ランキング2位と、今欠けている決定力を補うには良い選択肢と勝手に思ってましたが。

 

ロカテッリ(イタリア/サッスオーロ)

まだ勝ち残っているイタリア代表。イタリア人が他国リーグに行くイメージが沸かない上、ユーベが獲得に乗り出しているにも関わらず、果敢にも実際にオファーしているが、イタリアのクラブに落ち着くんだと思います。勿論来てくれるならハッピーですが。

 

ハカン・チャルハノール(トルコ/ACミラン)

フリーで獲得できるクリエイティブなMFでしたが、なんとミランからインテルへのフリー移籍が決定してしまった。ま、穫れるとは思ってませんでしたが。

 

進捗が芳しく無いような気がしますが、誰か来てくれるのでしょうか?